ネットラジオ「ボンクラ映画館」にゲスト出演 特殊メイクについてじっくり話しました!(2014年収録)
2014年に座頭一さんが主宰している映画系ネットラジオ「ボンクラ映画館」にゲスト出演した時の配信番組です。
現在はyoutubeで聴けるようになってます。
トータルで約3時間とあまりに長くなってしまったので(笑)座頭一さんに3部に分けてアップしていただきました。
3つに分かれていますが、実際は一日で収録したものです。
座頭一さんはとても話を聞くのが上手くて、録音を前提で喋ることはいつも苦手だったのですが、座頭一さんの技術でいろいろと引き出していただきました。
座頭一さんのスタンスは毎回対象になる人やその分野、映画作品などを事前にキッチリと調べ上げて収録に望むので本当にその熱心さ、誠実さには頭が下がります。
ラジオ出演にお声をかけてくれた座頭一さんには心より感謝しております。
ボンクラ映画館のyoutubeチャンネルにはさまざまな映画関係の人たちのロングインタビューや名作&迷作映画レビューが掲載されてますので映画好きな方にはとてもお勧めです(笑)
(以下の文章は「ボンクラ映画館」内の座頭一さんによるものです)
ボンクラ映画館#65 フリートーク(特撮・特殊メイク1)
特別ゲスト:ゼライ直井さん(1)
内容
- 『フライトナイト』をキッカケに特殊メイクに目覚める。
- 雑誌「宇宙船」に掲載されている造形材料の販売広告から特撮業界へ。
- 納得いかない作品は何度も作っては壊す職人気質のロブ・ボッティン。
- オーストラリアの特殊メイク修行時代、今では実現不可能なコネの作り方。
- ディック・スミスによって特殊技術をシェアする方向に変化。
- スティーブ・ジョンソンがリック・ベイカーに手紙を送ったエピソード。
- 伊丹十三監督と志村けんさんは日本の特殊メイク業界の技術の底上げをしてくれた大恩人。
ボンクラ映画館#66 フリートーク(特撮・特殊メイク2)
特別ゲスト:ゼライ直井さん(2)
内容
- CGの賞味期限が早すぎるのは何故か?
- アナログとCGの使い方の見極めが上手いスピルバーグ監督とキャメロン監督。
- 手持ちカメラ撮影の手法はCGがバレ難いが、全員がやると印象に残らない。
- CG映画転換期の『ターミネーター2』『ジュラシックパーク』の偉大さ。
- 特殊メイクを語る時に、撮影と照明をコントロール出来るかが重要。
- 『ハウリング』『狼男アメリカン』の狼男変身シーンの違い。
- エメリッヒ版『ゴジラ』は本編より、メイキングが面白い。
ボンクラ映画館#67 フリートーク(特撮・特殊メイク3)
特別ゲスト:ゼライ直井さん(3)
内容
- 『小さな巨人』のダスティン・ホフマン良い話。
- 特殊メイクと俳優の関連性。
- ロン・パールマンは下積み時代にTV版『美女と野獣』の野獣役を演じる。
- ロバート・ピカードの最も楽だった『トータル・リコール』の仕事。
- 今、トム・サヴィーニは弟子のグレッグ・ニコテロから仕事を貰っている?
- 映画で内臓を使う場合は、肉屋で小腸を買うのがオススメ。
- スタン・ウィンストンは、チームプレーによって大規模かつ質の高い仕事が出来る仕組みを確立。
- スタン・ウィンストンは、一体誰に技術を教わったのか?
- ディック・スミス以降は技術をオープンにして、アイデアを共有していた。