阿佐ヶ谷スパイダース・舞台劇「悪魔の唄」(作・演出:長塚圭史) 特殊メイクアップ その1

 

阿佐ヶ谷スパイダース 「悪魔の唄」

作・演出:長塚圭史

舞台監督:福澤諭志

出演:吉田鋼太郎、小島聖、山内圭哉、池田鉄洋、伊勢志摩、中山祐一朗、伊達暁、長塚圭史

東京公演:本多劇場 2005年2月17日〜3月02日
大阪公演:シアター・ドラマシティ 2005年3月05日〜3月06日
札幌公演:道新ホール 2005年3月10日〜3月12日
仙台公演:電力ホール 2005年3月15日
名古屋公演:名古屋市民会館 中ホール 2005年3月18日
福岡公演:福岡国際会議場 メインホール 2005年3月21日
広島公演:アステールプラザ大ホール 2005年3月23日

この「悪魔の唄」ではいろいろと特殊メイクアップ&特殊造形をやりました。

写真はその中のひとつで俳優・中山祐一朗さんのメイクアップ(というか特殊造形物)。

中山祐一朗さん扮する日本兵ゾンビががグイっと皮膚を裂いて骨と内臓を見せる一発芸用に作ったものです(笑)

ストラップ式に服の下にセッティングしました。皮膚と内側(骨と内臓)は2重構造になってます。それぞれ別々に作って合わせました。

装着したものはゴムとウレタン製の柔らかいものでそれほど演技の妨げにならなかったと思いますが、そう見えたのは中山さんの抜群の演技力の賜物だった気もします・・(笑)

ただ舞台の上は照明が強いし動きも激しいので、暑かったと思いますが・・・。でも毎回観客には受けていましたね。

長塚圭史さんの演出はとても的確で、作り物であるメイクや造型物をリアルなドラマの中で効果的に使っていただきました。

この「悪魔の唄」は準備も入れると3ヶ月ほどの長い期間、役者さん、スタッフさんといっしょに日本中を回って仕事が出来たのでとても思い出深い仕事です。

東京では数回でしたが地方公演では各地でとにかくたくさん飲みにいきました(笑)

脅かすゾンビ日本兵・中山祐一朗さんと脅かされる吉田鋼太郎さん

 

造型物のディテール

関連リンク

阿佐ヶ谷スパイダースWEB

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